海外の大学に進学したいと学校探しをする課程で気になるのが卒業時に授与される学位について。
こちらではPostgraduate Diplomaについて紹介します。
Postgraduate Diploma
読み:ポストグラデュエート・ディプロマ
略してPDGipやPgDipと呼ばれます。
PDGipはイギリスやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど英国邦を中心とした多くの国の大学院で授与される学位になります。
大学院Master 修士課程との違い
PDGipの学習レベルは大学院のMasterと同等レベルとされていますが、一体何が違うのでしょう?
イギリスでは大学院の修士課程を修了した際に与えられる学位としてPDGipは正式に認められていますが、その内容はMasterの学位と少しだけ違います。
大学院で修士課程を修了した際は通常Masterの称号が授与されますが、同じ修士課程の修士論文を省いて修士課程を終える場合にPDGipのポストグラデュエート・ディプロマが授与されます。
このPDGip修士課程修了時の授与に関しては入学時点で決まっており、Masterの修士課程に進学した後で修士論文だけ省いて卒業したいと申し出てもPDGipが授与されることはありません。入学の目的が特定の科目の知識やレベルをあげることを目的としている場合ははじめからPDGip取得を目指して進学先を選択するといいでしょう。