日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)が日本人を対象として行う「2022年フルブライト奨学金」の奨学金応募の締め切りが5月31日に迫っています。
フルブライト奨学金は1952年から続く奨学金プログラムで、今年で設立75年を迎える歴史ある奨学金プログラムです。こちらでは研究員プログラムの募集要項を紹介します。
アメリカに留学を希望する人でまだ応募していない人は急いで!
フルブライト奨学金・研究員プログラム
委員会の定める学術分野、各自のテーマの専門知識を発展させまた深めるために、米国高等教育機関あるいは研究所などで米国人教授・研究者の協力のもとで研究を行う。学位取得を目的とすることはできない。大学院レベルのゼミを聴講することもできるが単位取得のための科目履修はできない。
募集人数 10名
開始時期 2022年9月1日から2023年4月1日
給付期間 3ヵ月から9ヵ月
オンライン登録 2021年4月1日12:00 – 2021年5月31日23:59
オンライン申請登録はコチラから
※給付期間は対象者、選考書類により減少する可能性があります。
対象者
aまたはbに該当するもの
米国で支障なく研究を行えるだけの十分な英語力がある者
- (a)日本の4年制大学、大学院あるいは大学共同利用研究機関に勤務する専任教員あるいは研究者
- (b)日本にある政府機関あるいは非営利研究機関において、公衆衛生、老人問題、環境政策などに携わっている常勤の専門職または研究職にある者で、博士号(Ph.D)または専門分野においてa.と同等の経験を有する者。
米国在住経験の少ない者を優先
申請書類で英語能力をスコアで証明する必要はありませんが、論文を英語で書くだけの英語力は必要です。
日本の大学に在籍している必要があるので海外在住者は対象になりません。
また過去にJ1、J2で渡航経験があり以下に該当する人はフルブライト研究員として渡航はできません。
- 1)Jビザカテゴリーが”Professor”または”Research Scholar”(渡米期間は問わない)で、フルブライト奨学金開始日が前回のプログラム終了時より24ヶ月経っていない方。
- 2)Jビザカテゴリーが”Professor”または”Research Scholar”以外で6ヶ月以上滞米し、フルブライト奨学金開始日が、前回のプログラム終了時より12ヶ月経っていない方。
J1ビザで渡航する方法はこちらで紹介しています
【奨学金】アメリカの大学にタダで留学する方法・フルブライト奨学金語学アシスタント
申請書類
- 申請書類 願書(オンライン)
- 履歴書
- 英文推薦状3通
- 出版物サンプル
受入れ先手続き
5月1日までに米国留学先から受入れ承諾書を得ること
※オンライン申請時に合格通知は必要ありません。
オンライン申請期間
2021年4月1日12:00から5月31日23:59まで
※入力中であっても1分でも過ぎれば登録ができません。オンライン申請は早めに済ませましょう。
オンライン申請期限は5月31日まで!
応募の時点で入学許可証は必要ありません。
オンライン願書申請は5月31日までですが、申請書類の提出は7月31日です。
期限ギリギリだからと諦めずに今日登録してもまだ必要書類の準備には間に合います!
推薦状は学校の先生に英文で記入してもらう必要があるため早めに依頼して準備する必要があります。応募時に合格の確定は必要ありませんが学校の選択などは早めに決めて推薦状を書いてもらう必要があります。
書類の準備は学校側に手伝ってもらう必要もある為、ある程度の期間がかかるので学校側には早めに伝えることが必要です。
アメリカ在住経験の少ない人が選考で優先されます。アメリカに留学してみたいけどお金がなくて諦めてたという人はぜひ応募してみましょう。
合否は狭き門で当然成績優秀な人が優先されますが、合格すれば行ってみる!ぐらいの運も留学には必要です。悩んでいる人はまずは期限が迫っているオンライン申請だけでもトライしてみましょう。
※参照;フルブライト奨学金