海外留学専門用語日本で英語の学士が取得できる大学

インターナショナルスクール卒業後の大学進学スケジュールと出願資格

海外留学や日本国内でも人気が高まっているインターナショナルスクール。

インターナショナルスクールを卒業した後、どこの大学に出願資格があるのかご存知ですか?

インターナショナルスクールから海外の大学に出願する際には学力が重視されるので大抵の国で卒業試験を受けることプラス、大学の学力スコアをクリアすることで出願資格はありますが、日本国内の大学についてはどうでしょう?

インターナショナルスクールは日本政府に認められていない教育期間である場合もあるので注意が必要です。

確認してみましょう。

 

インターナショナルスクール卒業後の進路

大学に出願する場合の一般的なプロセスは以下です。

 

①出願資格があるか確認する

日本政府から一条校と認められていない場合、国公立大学への出願資格がない場合があります。

一条校でない場合

  1. 日本の高等学校卒業程度認定試験を受ける
  2. 合格証書受取り後、大学への出願資格を得られる

高等学校卒業程度認定試験とは?

在籍するインター校で大学出願試験(IBかAレベル)を受験し大学に出願する資格を取得する

  1. 大学出願に必要な成績、科目を確認する
  2. 大学出願資格のテストを受験する(IB-DPまたはAレベル(GCEA)など)
  3. 試験結果のスコアをクリアできた大学のみに出願資格がある

 

日本国内の大学に出願資格があるインターナショナルスクール、海外の学校の大学入学資格試験

  1. IB-DP(インターナショナルバカロレア試験)
  2. A-level(GCEA試験、英国)
  3. バカロレア(フランス)
  4. SAT(アメリカ)
  5. 国際的な評価団体に認定された高校卒業(WASC、CIS、ACSIなど)
  6. 日本政府に高等学校相当として指定されている学校(ブラジル人学校、韓国人学校、中華学校など)

②出願

帰国生入試またはインター卒で大学入試をする場合は入学資格に加えて、英語スコアの提出が必須です。

  1. 認定英語試験を受ける(IELS、TOEFL、英検など)
  2. 大学出願に必要なスコアをクリアした場合出願資格がある

③一次試験(書類審査)

④二次試験(面接・筆記)

⑤合否

 

①から⑤がおおよその日本国内の大学受験のスケジュールです。

一番大事なのが日本国内の大学に出願資格があるかを確認することになりますが、インターナショナルスクールを卒業しただけでは大学試験を受ける資格がありません。これは海外の大学に関しても同じですが、日本の高校3年生にあたる年(最終年)にIB-DPやAレベルなどの大学入学資格試験を受けなくてはいけません。

試験のスコアによって出願できる大学が決まり、これは海外、国内ともに同じで学力が高い大学程、要求される試験スコアは高いです。

 

Post Author: worldstudy