海外留学を目指す人たちにとって、奨学金の利用は欠かせません。
奨学金には、日本の国や大学から補助してもらえる奨学金と海外の大学が補助してくれる奨学金があります。
日本の奨学金に落ちてしまっても、海外の国・大学が補助する奨学金が利用できるかもしれません。
特に学位が高いほど日本は利用できる奨学金が少なくなりますが、海外の奨学金は利用できる可能性高くなるので、大学は日本の大学に進学したけど修士、博士は海外に行ってみたい!そうお考えの人にはぜひ海外での奨学金利用を検討してみてほしいと思います。
自分が奨学金対象か非対象かを調べるのも大切ですが、とにかくまずは応募の準備が必要です。
現在、ドイツの奨学金申請の受付期間中です。
締切間際にはサイトへのアクセスがしずらくなるので、早めに応募してくださいね。
新・研究奨学金(修士留学奨学金)
現在日本で、修士号の取得を目指している方のドイツへの留学(7ヶ月以上)を利用したい方は、こちらの修士留学奨学金への応募を検討ください。
対象者 修士号取得予定者(例外として学士号取得者)
日本またはドイツで修士号取得を目指す人が対象です。
応募資格 (応募時点で以下を満たすこと)
- 最終学位取得から 6 年以内である。
- ドイツ在住の場合、応募時点から遡って 15 か月以上ドイツに滞在していない。過去の通算ドイツ
滞在期間は問われない。 - 奨学金給付までにドイツの留学先から入学許可証を提出できること。
応募資格(給付中に他の国に滞在予定のある人)
- その滞在が修士号取得のために不可欠であること。
- 滞在地が日本でないこと。
- 滞在期間が、奨学金受給期間全体の 25%を超えないこと。
- 応募書類の研究計画書およびタイムスケジュールに、国外の滞在が明記されていること。
2025 年の冬学期(10 月開始)からドイツの修士課程に進学すること
奨学金支給開始以前に既にドイツの修士課程に属している者(2024 年冬学期、2025 年夏学期入学の者を含む)の応募は認めない。
日本の大学の修士課程に所属しながらドイツの修士課程に留学する場合
- 原則として 1 年(2 学期)。延長は認められない。1 学期のみの留学は対象外。
- ドイツで取得した単位は、日本の大学で必ず認定されなければならない。
- ドイツへの留学により、日本の修士課程の通常卒業年数を超えてはならない。
いずれの場合も、奨学金の給付は、原則として 2025 年 10 月から開始される。
給付期間 12ヶ月~48ヶ月
奨学金給付内容
- 毎月 992€
- 健康・傷害・個人賠償責任保険
- 旅費補助(滞在が 12 か月以下であれば往復分 2,100€、13か月以上であれば片道分 1,600€)
- 研究補助費、毎年 460€
- 状況に応じて、家賃補助、家族手当、疾病手当などが給付されることもある。
- ドイツ語学習補助
- 奨学金給付決定後、渡独までに参加できるオンラインドイツ語コース
- 奨学金受給始前に付与される、2~6 か月間の現地での語学研修
- 奨学金受給期間中に参加するドイツ語コースの一部費用
- TestDaF または DSH の受験料
応募方法
- 応募は全て DAAD ポータル(英語またはドイツ語)で行う。
- 応募者はポータル上で申請書を記入し、下記の必要書類をアップロードする。
- 応募が完了すると、提出した書類が一つの PDF データ
(Bewerbungszusammenfassung / Application Summary)として送られてくる。 - (3)を印刷の上、和文申請書とともに DAAD 東京事務所に郵送する。和文申請書以外の書類はすべてドイツ語または英語で作成すること。
提出書類
- 申請書
- 履歴書
- 出版物リスト
- 動機文
- 研究計画書
- 受入承諾書または入学許可書
- 大学の全期間の修了証明書
- 大学の全過程の成績証明書
- 語学能力証明書
- 推薦状
DAAD東京事務所への郵送書類
- 和文申請書
- 応募書類一覧を一部
- 推薦状(減封指示によりアップロードできない場合)
応募締切 2024年10月21日まで
応募先ポータル DAAD
※参照:ドイツ留学 daad.jp