海外のインターナショナルスクール卒業後、帰国子女枠で日本の大学に進学しようと考えた場合多くは文系の大学へ進学することになります。
では帰国子女枠で理系進学は無理なのかというとそうではありません。日本の大学でも数は少ないですが、帰国子女入試のある理系の大学もあります。
インターナショナルスクールの多くで理系の科目を学ぶことを推奨されるため理系の科目を取るという人が多いですが大学選択時に必要な科目が取れていなかったということにもなり兼ねないので、慎重に科目選択をする必要があります。
日本帰国後は理系の大学に進学したいと考えている場合帰国子女枠入試できる大学が少ないので注意が必要です。選べる大学が少ないと世界から集中して日本人帰国生が集まることになるため狭き門になってしまいます。そのため合格のために必要な学力レベルが高くなり目安スコアも高くなりますのでご注意下さい。
今回は理系進学を目指す人に有利な帰国子女入試がある大学を紹介します。
英語の学位が取れる理系の日本の大学
大学名 | 学部 | 学部 | スコア目安 |
名古屋大学 | G30プログラム | 機械工学 電気工学 物理学 化学工学 化学 | IB 35点 SAT 1300-1500点 TOEFL 80点 IELTS 6 |
早稲田大学 | 理工学部 4月入学 | 基幹理工学部 創造工学部 先進理工学部 | SAT 1350-1450点 |
早稲田大学 | 理工学部 9月入学 | SAT 1350-1450点 | |
上智大学 | グリーンサイエンス グリーンエンジニアリング | 理工学部物質生命理工学部英語コース(環境材料学系) 機能創造理工学科英語コース(環境工学系) | |
東北大学 | 工学部(IMAC-U) 理学部 | 機械知能・航空工学科国際機会工学コース 化学先端物質科学コース | TOEFL 79点 TOEIC 785点 IELTS 6 |
名古屋大学は学部の多さも魅力ですが、学士以外にも修士、博士と英語で学べる学部があります。
理系の研究を日本で進めたいと考えている帰国生におすすめの大学です。
どちらの大学も日本トップレベルの大学です。
当然入試レベルが高く、必要な学力レベルも高いので理系を目指す場合はそれなりの成績を取ることを目指す必要があるといえるかもしれません。