Business School ビジネススクール
欧米でビジネススクールは経営大学院という位置づけになります。
日本ではビジネススクールは専門学校というのが一般的で高校卒業後に進学する専門的な学校とされています。
海外のビジネススクールに進むには学士課程修了が入学条件になっているので高校卒業にすぐには進学できません。日本で考えられているビジネススクールと海外のビジネススクールは少し違うものになるので気をつけましょう。
ビジネススクールは学士課程を修了すれば学部の専攻については縛りがなく、どの学部を修了してもビジネススクールに進学することが可能です。
大学院は通常1-2年のプログラムで授業は学問や理論よりも実践重視で進みます。
授業の過程で一度就職した経験が役立つので仕事の経験があることはプラスに働きます。学士から直接進学するよりも仕事経験があることは大きくプラスになるので、就職後にお金を貯めてから進学することに心配することは全くありません。
ビジネススクール(経営大学院)を卒業後にはMBAが授与されます。
一旦仕事を辞めることに不安を感じることも多いでしょうが、MBAが授与されればその後の就職活動にもよい影響が得られるでしょう。
大学に進学することとは何か?
海外の大学では一旦就職したあとにもう一度大学に進学する人は多くいますし、一般的なことです。
日本では大学生は18才から22才限定のように思われていますが、海外の大学に年令はまったく関係ありません。
学びたい学問を掘り下げて専門的に学ぶのが大学で、学びたい時期は人それぞれのタイミングであることは当然だと考えられています。
仕事をはじめた後で自分は勉強不足だなと感じたことはないですか?そう感じてからもう一度学校へ進学することは世界では珍しくありません。
海外の大学に留学を目指している人ならすでに承知していることでしょうが、大学進学の意味をいま一度考え直してみると自分が進みたい大学、将来の進路が見えてくるかもしれません。もしそれが見えないならば大学進学するタイミングではないということです。
大学はエスカレーター式で無理に進学するものではありません。海外の大学に進学しても卒業するのはそう容易ではありません。日本の大学は入学は大変ですが、卒業は簡単です。海外の大学は入学するのは簡単ですが、卒業するのは大変です。そのことを踏まえ自分のタイミングで大学進学、海外留学を目指しましょう。