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【イギリス】個人でイギリスの大学にオンラインで出願する方法・UCAS英国大学出願スケジュール

イギリスの大学学部(大学院)コースに出願する際にはUCASと呼ばれる専用大学出願フォームを通じてオンラインで申請をします。

UCASは出願の流れを追跡できるシステムで出願手続きは、出願者自ら行うか、学校やカレッジ、大学、留学エージェントを通して行うことができます。個人で申請することも可能なので留学エージェントと通さなければ費用を節約することもできます。

こちらではUCASで出願する流れと注意するポイントを紹介したいと思います。

出願前に準備すること

出願期限は毎年異なります

①イギリスの大学の出願期限は通常1月15日前後

  • 2022年ほとんどのコースの出願期限は1月26日
  • 2022年医学部(オックスフォード・ケンブリッジ)の出願期限 2021年10月15日18:00(英国時間)

 

医学部の出願期限は倍率が非常に高いので期限の10月15日より遅れた場合出願はできません

  • 2022年6月30日18:00(英国) 遅い申請が可能なコースの最終締め切り日
  • 2022年9月29日18:00(英国) 「クリアリング」という大学が学生の座席を埋めるために割り当てたコースに出願できますが、自分でコースを選ぶことはできません。

 

通常、大学の出願期限は1月15日前後に定められていますが、大学により一般期限より遅い場合もあるので一般スケジュールに間に合わなくても必ず大学に問い合わせるなどして出願可能か確認しましょう。

特に留学生の場合は大学が定めた出願期限より遅れて申請をしても出願を受け付ける場合がほとんどです。

また日本の高校を卒業してイギリスの大学に進学する場合、通常ファウンデーションコースに進学してから学部に進むので6月30日の最終締め切りのギリギリまで申請を受け入れてもらえることが普通なので発表された日付だけを見て諦めないで申請してみましょう。

 

出願期限より早く登録を終えましょう

その年の出願期限よりも遅い申請が可能な大学の場合、一般期限以降に申請することもできますが人気のある学校は定員に達すると以降の申請は審査対象にならないことがあります。そのため期限が遅い場合でも一般スケジュールに合わせてできる限り早く出願するように努めましょう。

 

②出願したい大学学部コースを5つ決める

イギリスの大学はUCASを介して出願する場合5コースまで併願が可能です。

自分のスコアと照らし合わせてAレベルのグレード(高校3年生)になる年には、現実的に大学候補を絞っておきましょう。

学校の選択は誰もが悩むものですが実際に大学のオープンデーに参加するのが一番です。

通常イギリスの大学のオープンデーは9月から11月に行われます。Aレベル試験の年は忙しくなるのでAS試験の年かIGCSEグレードの頃に行くと余裕をもって大学を選べます。

 

③出願前に入学要件を満たしていることを確認する

  • 英語スコアを満たす(2年以内に取得したIELTSスコア)
  • 学部コースの学力要件を満たす
  • 高校の成績表
  • 卒業見込み証明書
  • 推薦状

 

主な出願書類は上記ですが、学部により芸術系などはポートフォリオやビデオの提出があります。

詳しくは出願する学部コースの出願要件を確認してください。

 

学力要件のポイント

大学の学部コースでは通常、専攻分野に関連する科目で入学に必要な資格(Aレベル、IBDP)を取得している(取得見込み)必要があります。必要な学力レベルは大学学部コースの要件に書かれてありますので、自分がAレベルで取得できそうな成績の3段階、max予想とminimum予想を加えて大学を選びましょう。

 

イギリス大学の出願は5校まで併願可!

UCASを介して出願する場合、イギリスの大学は5コースまで併願して応募することが可能です。

※医学、歯科学、獣医学は4コースまで。

 

大学学部選びで注意する点
  1. Aレベルの見込み成績(UCASタリフポイント)
  2. IGCSEの試験結果(16才以前の成績)
  3. 英語のスコアIELTS

 

学部選びをする際にチェックするポイントは、①A-levelsの見込みグレード②IGCSEの結果スコア③英語IELTSのスコアの3点です。

Aレベルの試験は高校最後の学年の4月から5月に試験があるので、出願時にははっきりしたAレベルのスコアは出ていません。取得可能な成績の見込みを先生に尋ねて大学学部コースを選びますが、自分のスコアレベルより高すぎる学校を選ぶと審査すらしてもらえないので見合ったレベルを選ぶようにしてください。

 

大学選びのポイント

学部コースの出願要件の学力スコアで今の成績のひとつ上のスコアレベル、同レベル、最後のひとつに保険として今の成績よりもスコアレベルが低い大学もひとつ選んで出願しましょう。イギリスの大学は世界中から学生が集まる人気学部が多くあるため競争率が高いです。また最終試験(Aレベル)で望んでいたスコアが取れない場合もあるので、保険が必要です。出願し高校を卒業したのに一校もオファーがこなかった(不合格)最悪の事態、留年を避けられるかもしれません。

一部の大学コースではAレベルの代わりにUCASタリフポイントを使用していることがあるので、要件そのままのAレベルスコアが取れず一部偏った科目のスコアでも入学が許可される可能性があります。

日本の高校を卒業してイギリスの大学に進学する場合は日本の高校の成績表を対照して審査してもらうことができます。その場合大学のカウンセラーに直接メールで問い合わせて成績を対照してもらい出願資格があるか早い段階で確認しておきましょう。大学に問い合わせても返信がくるまでに1ヶ月かかることがあったり、返事がこないこともあります。UCASで出願する場合は遅くとも11月末までには学部コースの選択を終え出願書類が揃うように準備しましょう。

 

Aレベルとタリフポイントのスコア対照表は以下をご覧下さい。

【イギリス】大学入学で必要な入学要件A-level/UCASタリフポイント スコア対照表

イギリス大学 出願スケジュール

①UCASに登録する

UCASのUndergraduate:Apply and Trackから登録を開始します。

  1. Registerから登録を開始します。
  2. 個人情報 Personal Details(氏名、生年月日など)を入力
  3. ユーザー名、パスワード、セキュリティ保護用の質問と答えを入力
  4. 学校や留学エージェントを介して行う場合は学校機関から受け取ったパスワード(Buzzword)を入力

②大学学部コースの選択

最大大学学部5コースまで出願できます。(医学、獣医学、歯学は4コースまで)

コースの順位はつけずに出願し、出願を受け取った大学は出願者が併願した他のコースを見ることはできません。

③学歴および職歴の登録

出願フォームの学歴欄にはこれまでの学歴(在学中含む)を入力します。

出身国の教育制度に基づく全ての資格、成績表を入力します。この時点で試験結果がでていないAレベルやIELTSの試験スコアは後で追加で登録することが可能です。

④志望動機書(Personal Statement)

志望動機書ではあなた自身をアピールすることができます。

持っている資格や経験、なぜこのコースに進学したいのか、将来の目標を記入します。文面はオリジナリティがあることが重要視されるので、自分自身の経験を裏付けながら書くといいでしょう。日本のよくあるマニュアル回答は却下されるので人が書いた資料を見たり参考にするのは止めましょう。日本人は遠慮がちに自分のことを書いてしまいがちですが、大学にどれだけ自分が向いているのか適正をアピールしなくてはいけません。大学がこの学生を欲しい、採用したいと思わせるような説得力ある文章が求められます。大学の出願ですが、就職試験の面接並みの自己紹介を事前にしっかり考えて文章を作っておきましょう。

 

  • 英語で記入すること
  • 完全な文章で記入すること
  • 文章は最大47行、4,000字まで(スペース含む)
  • スペル、文法に間違いがないか確認すること
  • 文章の転用はイギリスでは重大な違反、必ず自分の言葉で書く事

※UCASには盗用された文章を照合するソフトウェアが導入されているので他文献の複写は絶対にしてはいけません。

一度でも文章の転用が見つかると将来的に他の学校でも進学できる可能性は限りなくゼロに近くなります。

 

志望動機書を書く際の注意点
  • コースの志望動機、専攻科目に興味と感心があることが最も重要なポイントです。第一段落に志望動機についてしっかり書きましょう。
  • 専攻分野に関連して取り組んだ経験や課外活動(自主的に読んだ書籍やコンテストの参加等)
  • 将来の目標と出願した学部コースが自分の将来に役立つ理由を書く
  • 様々なことに興味がある人間であることをアピールするため、趣味や習い事、関心事を簡潔に書く(専攻科目に関連しなくてもよい)

⑤宣誓書、推薦状の提出

最後に宣誓書と学校の先生に書いてもらった推薦状を提出します。

推薦状を書いてもらう人

  • 学校の先生
  • 課外活動の指導員
  • 職場の上司

※推薦の覧に推薦者のメールアドレスと電話番号を記入します。

全ての出願書の登録が完了したら「完了(Complete)」にチェックをつけて保存し、宣誓書(UCAS利用条件)に同意して提出します。

⑥出願料の支払い

1コース   12ポンド

複数コース 23ポンド

出願料はオンラインで支払います。

出願料金は1コース12ポンド、複数コースの場合は合計で23ポンドです。学校や留学エージェントを介して出願する場合は支払い手続きを誰がするのかを確認しておきましょう。学校を介する場合は通常学校側が支払い手続きを代行して行います。

支払いを終えるとイギリスの大学への出願がすべて終了します。

書類提出の後にオーディションや面接がある場合はUCASを通して「要請(Invitation)」が届くので予定している場合は定期的にログインしてチェックしておきましょう。

出願後に状況を確認したい

出願書類の提出後はUCASの自分のアカウントから「Track(追跡)」でいつでも出願状況を確認することができます。出願に関する最新情報はメールで確認することもできるので、メール通知を受け取るに設定しておきましょう。

合格通知

大学からの合格通知には無条件合格と条件付き合格があります。

無条件合格

無条件合格通知が届いた場合は入学確定です。次の手続きに進みましょう。

条件付き合格

条件付き合格通知が届いた場合はAレベルなどの最終試験で一定基準を満たした場合にのみ入学が認められます。

 

複数の大学で合格通知を受けた場合

第一希望(Firm Acceptance)、第二希望(Instance Acceptance)を選びます。

無条件合格の通知を受けた場合は第二希望は定めません。

無条件合格が複数の大学から届いた場合は一校に絞って入学意思を確定します。合格通知への返答締切日を過ぎると合格が取り消されてしまうので、早期に入学意思を確定して通知しましょう。

確定した後は大学から届いた期日までに授業料を振り込みます。

授業料は一年分を必要とする場合、年の半額を必要とする場合大学により異なります。

大学の出願要件の支払いスケジュールに書かれていますので事前に確認してお金を用意しておきましょう。期日までに振り込みが確認できない場合は合格が取り消されます。

 

イギリス大学出願方法まとめ

上記期限はイギリスの学生向けの一般的なスケジュールです。

イギリス人以外の海外からの留学生には恩赦措置が多々あるので、一般スケジュールに間に合わなくても諦めずに出願準備を進めて下さい。

一般スケジュールで申請する場合は12月の初めの頃にはすべての準備を終え「Complite」ボタンを押せるところまで済ませておきましょう。登録に変更がでないと確信しているならば、1月の期限を待たずに出願を終えてもいいかもしれません。

※2021年調べ