日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)が日本人を対象として行う「2022年フルブライト奨学金」の奨学金応募の締め切りが5月31日に迫っています。
フルブライト奨学金は1952年から続く奨学金プログラムで、今年で設立75年を迎える歴史ある奨学金プログラムです。こちらではフルブライト奨学金のジャーナリストプログラムについての募集要項を紹介します。
アメリカに留学を希望するジャーナリストの人でまだ応募していない人は急いで!
ジャーナリストプログラム
ジャーナリストプログラムは委員会の定める学術分野の特にその中の5つの研究領域で、各自の専門知識を深めるために、米国高等教育機関あるいは研究所などで学位取得を目的としない研究を行う人を対象にしています。学生ではなくジャーナリストとして社会人経験者を対象にしています。
ジャーナリストとしての技術面の研修を目的とすることは不可です。また帰国後に米国の経験に関した記事を新聞や雑誌などに寄稿することが望まれています。
募集人数 若干名
開始時期 2022年9月から2023年4月1日まで
給付期間 3ヵ月から9ヵ月
対象者
aまたはbに該当する者
- a.日本の一般的報道機関(新聞社・雑誌社・通信社・テレビ局・ラジオ局)に5年以上勤続しているジャーナリスト。
- b.上記に該当する報道機関に定期的に寄稿執筆・出演している経験5年以上の評論家。
米国で支障なく研究が行えるだけの英語力がある者
米国在住経験の少ないものが優先される
以下に該当する人は対象から外されます
アメリカ大学院留学経験者(学部レベルまでは応募可)
また過去にJビザ(J-1またはJ-2)での渡米経験があり、以下の1) または2) に該当する方はフルブライトジャーナリストとして渡米することが出来ません。
- 1)Jビザカテゴリーが”Professor”または”Research Scholar”(渡米期間は問わない)で、フルブライト奨学金開始日が前回のプログラム終了時より24ヶ月経っていない方。
- 2)Jビザカテゴリーが”Professor”または”Research Scholar”以外で6ヶ月以上滞米し、フルブライト奨学金開始日が、前回のプログラム終了時より12ヶ月経っていない方。
J1ビザで渡航する方法はこちらで紹介しています
【奨学金】アメリカの大学にタダで留学する方法・フルブライト奨学金語学アシスタント
申請書類
- 願書(オンライン)
- 履歴書(和文、英文)
- 英文推薦状 3通
- 出版物サンプル
受け入れ先手続き
2022年5月1日までに留学希望先の大学から正規の受け入れ承諾書を得ること
※応募時に合格通知は必要ありません。
オンライン申請期間
2021年4月1日12:00から5月31日23:59まで
※入力途中でも1分でも過ぎればオンライン申請ができなくなります。申請はお早めに。
オンライン申請期限は5月31日まで!
応募の時点で入学許可証は必要ありません。
オンライン願書申請は5月31日までですが、申請書類の提出は7月31日です。
期限ギリギリだからと諦めずに今日登録してもまだ必要書類の準備には間に合います!
推薦状は学校の先生に英文で記入してもらう必要があるため早めに依頼して準備する必要があります。応募時に合格の確定は必要ありませんが学校の選択などは早めに決めて推薦状を書いてもらう必要があります。
書類の準備は学校側に手伝ってもらう必要もある為、ある程度の期間がかかるので学校側には早めに伝えることが必要です。
アメリカ在住経験の少ない人が選考で優先されます。アメリカに留学してみたいけどお金がなくて諦めてたという人はぜひ応募してみましょう。
※参照;フルブライト奨学金